October 14, 2017

gallery 916の上田義彦写真展「旅の記憶」


ギャラリーに入ると森の中のような湿度がある空間。
作品がこちらに向かってくるのではなく、圧倒的な静けさの中へ足を踏み入れてしまうような大判のプリント。
凛とした光を閉じ込めるように焼かれた小さなプリント。

どの写真からも、その場所の空気が流れ出しているよう。

どんなカメラで、どんな格好をして、
どんな気持ちで、どんな表情をして、
どんな風に、撮ってるんだろう。
どんなふうにこの空気は生まれているんだろう。

圧倒的な存在感を放つのは
派手な色や奇をてらう映像ではなくて、
真摯に世界...

September 19, 2017

会社帰り、レイトショーで見た映画「光」。

(以下公式より引用)
「河瀨監督と永瀬正敏のコンビが、ヒロインに水崎綾女をむかえ、次に届けるのは人生で大切なものを失っても、きっと前を向けると信じさせてくれる迷える大人のための、ラブストーリー。
やがて視力を失うカメラマンに出逢い、人生に迷う美佐子の何かが変わってゆく――」

ストーリーではなく全編の空気で感じたのは

生きてるうちに。
目が見えるうちに。
もっと撮りたい。
もっと見たい。

この世界は、
生きるのが辛くなるほど美しすぎて。
街路樹が並ぶ車道。
朝日を浴びる逆光の街並み。

情...

September 17, 2017

やっとのおもいで残してきたものが命をすくう。

そんなことって、きっとある。

なんど壊されても、ゴミだと言われても、

なんどでも作ればいい。

なんどでももっと良いものを。

何も言わず。

ゴミだとクズだと言われつぶされそうになる10倍の熱量でもって。

出来上がったもので勝負すればいい。

間違いなく宝物なのだから。

命そのものなのだから。

おおげさなこと言うけど、ほんとうにそう、思いたいのです。

September 10, 2017

アジア回廊現代美術展。

風の音が響く暗闇の中でたくさんの電球が揺れながら明滅していた久門剛史「風」。

解説は「社会の権力構造を示唆している」「抒情性と批評性が共存する」
みたいなものだったから解釈はかなり違ってるんだけど、 、

まるでひとりひとりの人生がそれぞれの時間を刻みながら光を発しているようで、

何も考えずぼーっと見入ってしまった。

心をグワーって持って行かれるのも好きだけど、ただ眺めてるだけで心地いいものも好き。

 

September 10, 2017


フォーエバー現代美術館。


美術館の前には大きな黄色い南瓜が置いてあって、

不意にジンしたのは1枚目の写真の直筆のやさしい言葉。

「私の大好きな黄色の大きなカボチャ。」
「みんなで一緒に歌おう。」
「永遠のかぎりもない宇宙の中で、せい一杯の力をこめて、求道をはしってゆこう。どこまでも。」

芸術に明るくなくて好き嫌い以外の楽しみ方を知らないけど、

色んな色や形が飛び交っていたなかで好きってなった

パステルカラーの「靴をはいて野にゆこう」。

めっちゃ可愛いって思った。

なんかさ、全体を上手に言葉にまとめようとすると

「繊細でふるえる魂が詰まってるの...

September 8, 2017

公開にいたらず、ひとり粛々と更新をつづけてきたこのサイトを、

今日ようやくオープンさせました。

すこしずつ、必要な場所へ届いていきますようにと願いをこめて。

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