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37 すぐ見えなくなりそうな たったひとつのことが気掛かりで 今日も電車に乗った 淡々と流れるリズムに 一瞬タンっと音がする 高すぎたり低すぎたり その音がききたくて 今日も電車に乗った
38 自分を前に進ませるものと 止めてしまうもののみなもとが同じ というジレンマに 陥りそうになっては出口を探す
49 これからも生きるなら せめて穏やかにやり過ごせたらいい 永遠に感じられる すごく晴れた夏の記号 わたしたち 水の中に住んでて。 わたしたち 小さな魚たちで。
37 すぐ見えなくなりそうな たったひとつのことが気掛かりで 今日も電車に乗った 淡々と流れるリズムに 一瞬タンっと音がする 高すぎたり低すぎたり その音がききたくて 今日も電車に乗った
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